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interior lab LOG

〜色々と考えすぎるサンフランシスコ移住美容師の思考の軌跡〜

by masashitt

埼玉に産まれ、東京で修行し、沖縄にて独立。その後サンフランシスコへ移住。フランスのヘアーカット技法”エフィラージュ”に一喜一憂し続ける現役美容師。続けるほどに『こんなに自由に生きれる仕事、なかなか無いのではないか』と真剣に思っています。ついつい考えすぎながらも一途に美容師を追求したからこそ見えてきた美容に留まらない多くの知見と私見をマイペースに綴ります。 More about me…

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海外移住美容師

California / San Francisco で働きたい美容師・理容師 さん、相談にのれます

2021-04-30 By masashitt カテゴリシャシン, ジンセイ, ビヨウシ関連タグ:USA, サンフランシスコ, 海外移住美容師, 美容室経営の事, 美容師技術の事

2023/07/23 更新:現在当サロン、応募多数・及び在籍スタイリスト増加につき入社は難しくなってます。この投稿の掲載は継続していますが上記の点ご了承くださいませ。

 

この投稿は不要になったら削除します。逆に言えば掲載中は有効です。

California hair stylist

最近僕たちのチームへの日本国内からのお問い合わせが増えています。

目まぐるしく変貌し続ける世界。何が正しくて何が正しくないのか。もはや誰にもわかりません。そんな中、1つだけ信じられる確かなもの…それは、自分自身。なのではないでしょうか。そこにいち早く気づき、自分を磨き、自己投資をして、あらゆる環境で生き抜くすべを身につけることはこの先大きな助けになり、裏切られることもなく、そして何より生き方としても最高に楽しいと思います。

私達美容師・理容師は、世界中で需要があり、生き方の選択肢の一つとしては非常に有力だと。ウイルスに翻弄されている最中でも僕はそう強く感じています。

 

世界に出ることで、理美容師は更に強くなります

僕は38歳で日本を離れました。その前は日本で自身のサロンを経営する所まで美容師としてのキャリアを突き進み、そこからアメリカへ渡り、現在San Franciscoで美容師としてめちゃくちゃ充実した時間を過ごしています。

ただ、よく日本に居る時に『日本の美容師は世界中で通用するから海外でも生活しやすい』という話を僕も聞く機会が幾度となくありましたが、これは半分正解で半分は間違いです。確かに需要はあります。そして尊敬すべく我が先輩方のおかげでなんとかまだ日本という国の印象は悪いものではありません。丁寧でしっかりとした仕事をする印象を幸いまだ世界は持ってくれているかなといった印象は確かに受けます。そこは正解。

しかし、あくまでここまでは、サロンに来る前までのお客様の動機にかかわる部分に過ぎません。

要するに、その先。実際にお客様にヘアスタイルを提供し、尚且リピーターとして再度来店してくれるかどうか。ここは別問題です。よく考えたら分かる話ですが、そうなんです。そして、めちゃくちゃ実力社会だし結果がはっきり分かれます。ので、日本でのほほんとやってきた人はかなり厳しいです。実力がないと、強みが無いと、上手くないと。特にここアメリカでは、評価されません。

逆に言えば、そこをクリアして認められ、生き残ることができたら…それこそ、世界に通用する美容師・理容師に。気がつけばその領域にいる自分と出会えることができるでしょう。当然英語でのサロンワークになりますので、本当に世界中で仕事ができるようになるはずです。間違いなく。

 

我チームでは、志高い美容師・理容師はいつでも募集中です

正直、うちは人手に困っているわけでもないし一生懸命人材募集する必要もないのですが、僕にもうちのチームにも日本から問い合わせが来るので、ここにも少し僕の見解を載せてみようかなと思いました。興味がある人は、いつでも連絡してください。決して楽な道ではないけど、我武者羅に乗り越えて僕たちと肩を並べて仕事ができる日が来たら、あなたのプロフェッショナルとしての人生は更にあらゆるリスクに強くなり、より確かなものになると思います。

我々日本人は、日本に帰ることはいつだって可能ですからね…。出るほうが遥かに大変です。つまり、出てしまえば、それだけで生きる場所が2つ(もしくはそれ以上)に分散でき、選択でき、いつでも動けるようになります。そして1つの場所に縛られることがこわいとさえ思うようになるでしょう。

 

海外の一番の魅力、それは…仕事が最高に楽しいこと

この仕事が好きなのであれば、髪型を創ること、そのものが好きなはずです。僕もまさに。そして日本を離れてみて感じる海外の最大の魅力、それは・・・。例えるならば、あらゆる種類のキャンバスに創作できる、この点につきます。つまり、あらゆる人種、容姿をもつ、多種多様な魅力的な人たちにヘアスタイルを提供できる事。この刺激と楽しさを一度味わうと、基本的には単一人種しか相手にできない日本での仕事は、もうちょっと・・・刺激が足りず、ものすごく寂しく感じるでしょう。そして、日本と違ってこちらは髪型に対する社会的制約も限りなく無いに等しい。とくにこのCaliforniaベイエリア(シリコンバレー)は若い子たちもバッシバシ髪にお金を使います。皆稼ぎまくってますからね。

逆に言えば、提供しないといけないデザインのレンジが桁違いに広いので、食いつなぐために仕方なく美容師してるような人にはものすごく過酷な環境にもなりうるでしょう。僕には最高です。テクニックを磨けば磨くほどすぐに仕事に活かせる環境が、ここにはあります。そして需要も。

 

海外での仕事に興味はある、でも…どうすりゃいいの?

多くの人は、こんな感じだと思います。僕もそうでした。

※海外に出たい人をカモにして、不誠実なやり方で人の人生を振り回す日系企業も中にはありますので、充分に気をつけてください。基本的に合法的に海外に出て働くにはコネクションが必要不可欠です。そこに漬けこまれる人も多いですので。

そして僕は、かなりの人に『は???』って言われるやり方で、このチャンスをものにしました。そしていま、我チームのおかげで永住権を取得してカリフォルニアで生活してます。詳しくは、こちらから。このメールからすべてが始まります。

サンフランシスコ旅紀行〜001渡航前編〜私は今、興奮している

 

 

もしこの記事を見ている人は、僕みたいな強引なやり方はする必要はないです。笑

もし僕たちのチームに興味があれば、今僕は話を聞いて相談に乗れますので。一応うちのチームの、やる気のなーい募集要項のページを張っておきます。ここの下の方にちいさーく載ってます。(以下は現投稿作成時のものですのでご注意を。)

Contact us

 

ここに、【フルタイムの給与 最低保障 $6000 ~ $10000 】って書いてあって、これ日本円にすると今のレートでだいたい¥653,000~¥1,088,000とかですかね。『え?最低保証で…月収65万超え?上は100まん!??うそくさっ!!!』って思っても無理はないと思うんですけど、これ嘘じゃないんです。お客様の期待に応える実力があれば月収100万は絶対に超えます。超えちゃいます。実際に僕がこれ以上の金額を頂いていますし、僕はまだまだこっちでの経験が浅くてまだまだ発展途上です。40歳になりましたが、課題は山積みで、逆に言えば精進して向上すれば、まだまだ成長できると思ってますし、成長できれば必然的に収入も上がります。

 

会社にいきなり連絡するのは勇気がいるな〜って人のクッション役にでもなれれば光栄です。と思いこの記事を書いてます。こちらとしては、合流する人にはしっかり意識して持っていてほしいことは3つ。

  1. 良識
  2. 協調性
  3. 向上心

この3つです。この3つさえ抑えておいてくれたら、お互い刺激しあって成長できると思うし、結果チームがよりパワーアップするのであれば、僕たちは大歓迎です。

ご連絡はメールだったら

marcy  (アットマーク)  haircaffe.com

↑もちろん@に変換してくださいね

か、こちらからメッセージください。

 

コンタクト・仕事依頼・お問合わせ・メッセージ

 

中途半端はつまらないですよ。覚悟を決めて、ともにこの世界でのサバイブを楽しみ尽くしましょう。

 

カテゴリシャシン, ジンセイ, ビヨウシ 関連タグ:USA, サンフランシスコ, 海外移住美容師, 美容室経営の事, 美容師技術の事

カリフォルニア コスメトロジー試験 突破体験記

2021-02-19 By masashitt カテゴリビヨウシ関連タグ:USA, サンフランシスコ, 海外移住美容師

こんな世界の果てみたいなブログに、カリフォルニア州のコスメトロジー試験突破を目指して訪れてくれる人がコメントを残してくれました。

なんといいますか…

腸が煮えくり返るくらい応援したい!!!僕も覚悟して渡米はしましたが、この試験は本当にキツかったです。。。でも、合格しましたから!!!僕にできたし、うちのサロンには10名を超える美容師がいて皆突破してます。なので、諦めなければ必ずできますので!

今回は、実際に僕が試験対策としてやってきた事をなるべく具体的に記録してみたいと思います。この内容が役に立った、参考になった、と思う人が一人でも二人でもいたらとても嬉しく思います。

 

日本の美容師免許は、カリフォルニア州では使えません

まず、受験条件を突破(まぁ日本人にとっては通常ここがまず最初の難関ですけど)したあとは、State Board Examと呼ばれる試験を受ける必要があります。日本で美容師免許を持っていて、実務経験があればカリフォルニア州で日本の免許をトランスファー(移行)して直ぐに仕事が出来ないのか?と考える方もいらっしゃると思いますが、私の知る限りでは不可能です。ただ、本来必要な学校での規定時間の授業の受講は、日本の美容学校で受けた授業時間数でクリアできていれば免除されます。(通信科卒だとここで引っかかると思います。)それと、このあたりは州によっても規定が違うと思います。以下私が記す内容は、カリフォルニア州のものになりますので、この点はご注意ください。以下、カリフォルニア州美容師免許(コスメトロジストライセンス)を管理する団体のオフィシャルサイトです。

California Board of Barbering and Cosmetology

 

試験は日本同様、実技と筆記と両方の突破が必要です

もちろん、英語で。

日本と違って、基本同日に両方の試験が行われ、試験も(おそらく)ほぼ毎日行われてます。なので日本のような超大人数での試験にはなりません。落ちても、僕の時だと直ぐに再受験の申請をすれば1.5ヶ月後くらいに再受験できました。もちろん、片方合格した場合はたしか1年間は受かってない方だけの受験でOKだったと思います。

僕は、両試験とも2度落ちて、3回目に両試験同日に合格しました。

細かいデティールはもっと色々書けるのですが、今回はこの試験合格のために僕が行った練習・対策方法にフォーカスして書いてみたいと思います。

 

実技試験は最終的には学校に通いました

まず、実技試験。

僕は2回不合格で3回目で受かりましたが、最初の2回は受験経験のある方にお時間を頂き覚えている限りの事を教えて頂き、その教えをもとに試験を受けました。

結果、2回とも、あと数点のところでの不合格・・・。受験後一応スコアは出るのですが、題目毎にどこが悪かったのか具体的な部分を聞くことは出来ないので、これは3回めも危ないなと腹をくくり、お金を出して学校に通いました。

道具に関しては、当日試験会場の横で全てレンタル出来るのですが、僕は必要な道具一式すべてオンラインで買いました。レンタルと購入どっちがいいのかは、なんとも言えません・・・。レンタルはやはり細かい部分でなれてないものを使いますが、受験用に道具を準備する(これがまた大変…)手間を省けて、出費も買取よりは安く済む(1発で受かれば)と思います。買取は出費はかさみますが本番と同じ道具で練習でき、当日の支度は良くも悪くも自己責任。一度で受かる可能性が低いなら、レンタルより結果安く上る可能性もあります。

以下、試験対策の学校に関してです。

ちょっと学校に関して自分で一生懸命探してないので私の知る限りになりますが、我々日本人のように、【規定の授業時間は日本でクリアしているのでそのための授業は受けずに、試験対策だけがしたい】という要望はおそらくアメリカでは多くないはずです。しかし、わたしの行った学校では試験対策のためだけに1週間(週末覗いたら5日間。だったかな)の限定トレーニングを受けることが出来ました。これ、学校のもしかしたら裏メニューかもしれません。行った学校も、一応載せておきます。ちなみに私はサンフランシスコに住んでいるのですが、通ったのは隣のDaly Cityです。

Hair and Beauty School, Beauty Salon Industry Analysis Bay Area, Daly City

 

この学校は、生徒はほとんど南米系の人らしく、スペイン語?が普通に飛び交っています笑

でも、先生も生徒も皆いい人で、アジア人の僕がいきなり行っても嫌な思いは一度もしなかったし、あとはこんな学校ははっきり言ってこっちの使いようです。1つでも多くを学ぶというかもうあっちの知識を盗んでくるくらいの心意気で心して通うのみです。試験題目は、

  1. カールアイロン
  2. ヘアカット
  3. ハイライト
  4. ワインディング
  5. カラー塗布
  6. ストレート剤塗布
  7. フェイシャルマッサージ
  8. スカルプチュアネイル

こんな感じで、普通の美容師だったらやったことない技術もあると思います。が、英語がさほど得意じゃなくてもどうにかなると思います。なんせ数日間通えますから、英語が理由で確認できない点があっても、家で翻訳しながら準備しておけば翌日には聞けます。

僕の場合は、ハッキリ言うと最初に知人が教えてくれていた内容でほぼほぼ間違いはなかったのですが、学校で教わった細かい点(準備や片付け方含む)を取り入れ試験に望んだら結果合格しましたので、結果学校には行ってよかったなと思っています。

実技は、キャリアがある程度あればあとはポイントを押さえれば大丈夫でしょう。と思います。

※もしこの学校に行く人がいるなら、おすすめの先生を教えます。先生でも言うこと変わったりするので笑

問題は、学科ですよ。学科・・・・。

 

学科の内容は、英語が堪能な人でも理解できないかもしれません

実際僕の同僚は、学科試験に1000ドルくらい費やして通訳を雇いました。通訳は、相手が美容師等でなければ同席させることはどうやら可能なようです。(このあたりはさすがアメリカですよね)しかし、結果は散々なものだった。何故かというと、通訳さんも単語を訳せず、日本語に変換できない!内容は、実際は日本の美容師試験と近いです。なので受験経験がある人はわかると思うのですが、人体の内臓や組織、筋肉や骨などの英語名称、皮膚の病気や感染症、爪や肌の疾患の英語名称…。それに加えて美容の薬剤やスタイル、デザインの英語名称。まぁ当たり前なんですけど、これらが頻繁に出てくる。というか、これらのテストです!!!!余程アカデミックなボキャブラリーに長ける人でも、全ての単語を的確に訳する事が出来る人はなかなかいないのではないでしょうか。結果、通訳さんが冷や汗でグッチョグチョになり、逆に申し訳なかったと・・・。こんなエピソードが実際にあります。

逆に言えば、我々はこんな難関を突破しないといけないんです。笑

でも大丈夫、僕でも受かりましたから。

勉強の仕方は色々ありますが、ここでは僕の考えと僕のやり方をシェアします。

 

まず最初に、参考書籍として、教科書を使うのか、問題集を使うのか、というポイントがあります。ここは、英語の書籍を読むに当たり、どちらが向いているかを考えて、片方、両方、色々あると思いますが・・・教科書は、本当に百科事典みたいな重さ厚さボリュームで、僕は直ぐに、『これは・・・やめておこうか』となりました。笑

そして、直ぐに問題集での勉強に移行しました。とてもとても、速やかに。笑 問題集は、こんな感じで本番同様4択問題が、軽く千問以上は載っててこっちも全然優しくないんですけど、教科書よりは圧倒されませんした僕は。

これを、端からはじめて、当然わからない単語の雨あられなので、その度に訳して・・・とやっておりましたが、面倒くさがりの僕は途中で、この作業がとんでもなく非効率に感じ、もっと楽に効率良く出来る手段を探し始めました。結果、以下の方法になりました。

本はやめて、有料(買い切り1年間有効)のオンライン学習に切り替えた

課金したのは、以下のサービスです

Buy Milady Cosmetology State Board Test Prep

こちら、WEBでログインしてパソコンやスマホで問題に答えて、回答後に解説文まで表示されます。

非効率大嫌いな僕にとってこの教材の最大のメリットは、Google Chromeで翻訳が出来ることです。これにより圧倒的に時間と手間の節約になりました。でも実際、文字をビジュアルで覚えられる系の人であれば翻訳って然程重要ではないと思います。が、僕は脳の仕組み的に、内容がないと覚えにくい脳なので、ある程度きっちり理解しながら頭に入れていきました。それと、時間を有効に使えるのもメリットです。何げに僕はめちゃくちゃ忙しくて本当に時間がなかったので(丸一日のオフは週に一日)、ちょっとしたスキマ時間にスマホでも出来る事は大きかったです。

そしてもうひとつ、

録音してひたすら聴く

これです。上記は内容の理解方法。こっちは暗記の方法です。自分で自分の声聴くの恥ずかしいけど、こっちはせっかくアメリカ来たのに仕事出来ないとか洒落なってないのでそんな事は言ってられません。なので、あとは内容をひたすら録音して、それを倍速再生して、スキあらば聴いていました。笑  この時の録音言語は英語も日本語もごちゃまぜです。直感的に、この内容はこっちが覚えやすいかな って思う方で録音。それも単語の役だけ録音したり、文章を録音したり、様々でした。でも、これは予想以上に効きますよ。寝ながらでも、移動中でも、聴くことは出来ますし、再生ボタン押すだけですぐにトレーニング出来ますし。

で、繰り返して覚えてきたら、次に出てくる内容を先に思い浮かべられるかってのを訓練します。倍速でそれをやるのです。繰り返し繰り返し。

 

このやり方に落ち着くまで、けっこう時間かかりましたが、これで3回目でなんとか受かりました。

 

いかがでしたでしょうか。カリフォルニア州で美容師を志す人達に、少しでも参考になれば幸いです。

ご質問等あれば遠慮なくコメントください。

 

カテゴリビヨウシ 関連タグ:USA, サンフランシスコ, 海外移住美容師

僕が海外にも目を向けたほうが良いと思う理由

2020-05-03 By masashitt カテゴリジンセイ, ビヨウシ関連タグ:サンフランシスコ, ライフスタイル, 子育て, 海外移住美容師

海外 移住 美容師 アメリカ サンフランシスコ カリフォルニア

 

今、多くの人が自分の未来に対して色々な事を考えている事と想像します。

もちろん、この問に正解なんてありません。僕も常日頃からこの大きな大きな課題に対しては考えに考え、自分の答えを模索して、今に至ります。

その結果、僕は日本を出ることにチャレンジしたわけですが、本日はまず僕がそう考えるに至った背景について少し掘り下げていこうかなと思います。

 

海外を一度諦めた、10代後半

僕は小学生の時から親のすすめで英会話教室に通っていました。高校を卒業し美容師を志すことを決めた時に、なんとなく海外で働きたいなと思っていました。まだ10代後半ですから、もちろん大した理由なんて無く、です。なんか、いいじゃん!?くらいな。

英会話教室は中学の時に既にやめていました。ですが先生の事は凄く好きで影響を受けていたので、美容師の専門学校あたりの時期に、すごく久しぶりにこの件について相談に行きました。

相手は英会話教室の塾長です。『英語は大事だよ〜世界に目を向けなよ〜』と常日頃から言われている感じだったので、当時の僕は背中を押して欲しかったんだと思います。そして具体的なアドバイスを貰いたかったんだと思います。

しかし結論から言うとその返事は予想と正反対のものでした。

『美容師になりたいなら、日本で勉強しなさい。海外に出るのはその後が良い。』と。日本の技術はレベルが高いから、日本で勉強しなさいと。

ちょっと拍子抜けして、あれ〜〜〜って思いながら帰宅したことを今でも鮮明に覚えていますが、先生をリスペクトしていたので、不思議とすーっと中に入ってきました。その日からしばらく、海外に出ることは心の奥深くに押し込められ、しばらくは頭の中から消え去る事になります。独立開業して、サロンが軌道に乗るまでは。

 沖縄移住・大震災・独立開業・etc…

その後は我武者羅に美容師として成熟する事に向き合います。がっつり遊びながら。この間の重要なポイントは、

  • 東京から沖縄に移住、大移動したこと
  • 俗に言うドライカット、エフィラージュカットの習得に本気で取り組んだこと
  • 世の移ろいが猛スピードで、数年であらゆる当たり前が塗り替えられていったこと
  • エフィラージュカットとの出会いと事業経営が視野を大きく広げるきっかけになったこと

です。

拠点を大きく移動させると、当然そこに住む人やカルチャーも大きく変わります。それに併せて自分を調整する事は非常に興味深く楽しい経験となりました。

異次元のカット技法、エフィラージュカットに取り組み、パリの職人(美容師たち)の精神に触れ、大きな衝撃を受けました。

事業を営む経営者になったことで、今まで以上に視野を広く持つ必要性と、未来を見通すチカラを養う事の重要性に気付かされます。そして子供が産まれ、子どもたちの将来を本気で考える必要性も猛烈に感じるようになります。

その間、911同時多発テロがありました。東日本大震災がありました。一瞬の出来事で、今までの当たり前が次々に崩れ去り、年々美容師で有ることに有り難さを感じるようになりました。他人に媚びず、自分のチカラで人生をクリエイトする生き方に強い確信を感じるようになりました。

結果、様々なスタイルの美容師が存在する中で、僕の美容師としての信念は、

【クオリティーを追求し、知識と技術力を磨き、お客様と真剣に向き合う】

という方向に固まりました。効率を追求し、工場での大量生産の如くヘアースタイルをボコボコ作っていくスタイルからは距離をおきました。

そして、一度押し込めた【世界に出る】という思考が、20年の時を経て再浮上します。

 

建前はリスクヘッジ。本音は知的好奇心?

沖縄で独立開業して6年。有り難い事にサロンは常にご予約で埋まっていました。正直、そこで守りに入って現状維持で行くことも出来ましたが、世を俯瞰してみていると…もうひとりの僕が常に訴える心のモヤモヤと格闘する日々がしばらく続きました。

まず大前提として、僕は日本が大好きです。でも、もう長いものに巻かれて生きる道を自ら閉ざした僕は、ここ数年で起きてきた予測不可能なあらゆる事態に自ら備える必要がありました。誰もが知っているレベルの大手企業の経営不振、電力会社の危機、日本の深刻な人口減少予測、不安定な世界情勢・・・そんな中では、

  • 自分と家族の身は自分で守らないといけない
  • 想定外が起きた時、1箇所拠点は心もとない
  • より多くの想定外を回避するには、拠点の分散が理想的
  • しかも、なるべく遠く。できれば海外
  • 幸い職種的に、不可能ではない気が

こんな事を強く思うようになりました。更に、海外に出ると仮定すると、想像するに、

  • 相対的に世界と自分が安定している時に出るのがベスト
  • 出ていく事に比べて、帰ることは遥かに簡単であろう
  • つまり、駄目なら帰ってくればいいじゃないか
  • 僕の武器は僕の身体なので、基本的に失うのはお金だけ
  • 失敗して多くのお金を失っても、経験値は必ず大きく跳ね上がるから無駄にはならない
  • 家族を巻き込む事になるが、この経験は子どもたちにとっても必ずプラスになる(異文化に触れる。英語の習得。)

こう考えました。総括すれば、リスクヘッジです。これは実際に日本を出た今でも基本的には変わりません。自分の周りの人には、この事について考えてみることを本気でおすすめします。もちろん、大変です。ですけど、何もやらないと何も始まりませんし、いざ大きなピンチに出くわした時に動くのでは遅いので、準備しておくことが大切だと思います。

併せてもう1つ重要な…知的好奇心

でも、リスクヘッジだけではやっぱりつまらない!!!んです。一度きりの人生、悔いなく生きたいし、楽しくなくちゃ意味がない!そこも同時に満たしている(もしかしたらこっちがメイン!?)のが大移動なのです。

東京から沖縄に移住したときも、一番の理由はこの知的好奇心を満たすことでした。沖縄の文化に触れ、新しい環境で自らのチカラで生きることを楽しみたい。

今回も、近いものがあります。

  • 美容師として、世界で戦えるエフィラージュカットの習得を志し
  • 日本人にとどまらず、他の人種のヘアデザインに関わりたいと思うようになり
  • それにはまだまだ修行が足りない
  • 日本では日本人の髪での仕事がほとんど
  • なので、新しいステージが必要・・・

こう考えるようになりました。

しかし、海外へ出るためのコネもチャンスも見えてこなかった

ここが問題でした。数年間。

数年間、この事を常に考え、行動(ハサミ持って、旅)、考え、行動、行動。

結果、細い細い糸を手繰り寄せることに成功し、今があります。

僕が出来たので、他の人にも出来る。間違いなく出来ます。

同じ様に考えている人がもしいらっしゃらば、絶対に諦めないでください。今は、準備期間には最適ですし、世界は今後、より分断に向かうと思います。どんどん、日本から出にくくなるでしょう。海外が難しくても、国内移動も視野にいれるべきだと思います。いつでもサッと動けるように身の回りを常に軽く保ち、イメトレしておくだけでも良いと思います。

大移動は何より楽しいですし、まさに一石二鳥。いや、二鳥どころじゃない。移動して新しい文化にアジャストする行為は、人として大きく成長できます。

是非一度、考えてみてください。

 

 

カテゴリジンセイ, ビヨウシ 関連タグ:サンフランシスコ, ライフスタイル, 子育て, 海外移住美容師

Day444.アメリカで美容師になる方法に興味がある人は…

2020-04-24 By masashitt カテゴリジンセイ, ビヨウシ関連タグ:USA, ライフスタイル, 海外移住美容師

アメリカ サンフランシスコ USA San Francisco 美容師
San Franciscoは3/17からロックダウン。Northern California の天気はこんなにも気持ちいいのに、外に出れない。

 

アメリカで美容師になる方法に興味がある人は…

いますかね?

なんと、本日でサンフランシスコへ渡米後、本日ちょうど444日目になります。

まぁ、今はそんなタイミングじゃないですね。百も承知。今、世間はコロナウイルスこと、COVID-19の話題で持ちきりです。もちろん例外なく僕もその憎むべく影響をもろに受けておりますが、もう世界中この話題でうんざりで、この話はもうあえてしません。誰にも的確な予想はできないし。

でも今、時間だけはあります。

前回の更新がもう1年以上前(渡米27日目)で。この間に何があったかってもうとてもじゃないけど書ききれない。でも人生史上一番書き残したほうが良い事が毎日毎日、とてつもない濃厚さで繰り広げられてきました。

書けなかった理由は実は色々あります。もちろん時間もなかったのですが、実は他にも。海外で生活をするための準備や内容は、なんでもかんでもオンラインに書くべきものじゃないんですね。これはやってみたからこそわかること。

人生を夢に向かって押し進めるために【情報】は必要不可欠なのですが、インターネットがかつてより非常に、 面倒くさい 空間になっている昨今、がむしゃらに夢に向かって一生懸命突き進んでいると、オフライン(もしくはクローズドな空間)でないと得られない情報は思っている以上に多い。そして、海外に出ると日本にいた時より遥かに濃厚に、周りの人との関わりが強くなります。(正に濃厚接触!笑)一言で言うと支えてくれる人の恩恵がもう多大すぎて。理解が難しい事かもしれないですが、このあたりもボコスカ書けない理由なんです。

昨今のインターネットは資本主義に侵食されすぎて本当に腐ってきている。利害関係に着目すると特に・・・。ISDNの時代からネット世界の住民だった僕は、昔はよかったのに・・・と思わざるを得ない。なので僕はこのサイトには広告を張りたくないんです。自身のSNSの使用も減ってる。このあたりの気持はわかっていただかなくてもOKな事ですが・・・。

あーあ話が反れた。このあたりの話はまた改めるとして、渡米後444日間の事を少し振り返りつつも、どうせなら何か他人の役に立ちたいなと思い、久々に書いてます。

いつもの通りマイペースに進めますが、444日間のアウトラインをざっと箇条書きにしてみると、

  • アメリカ、サンフランシスコに強力で強烈なコネクションが出来た(これは自分で勝ち取りました。何かと自信がない僕ですが、ここだけは胸を張って言える。行動の賜)
  • 沖縄に自身のサロン(美容室)、持ち家、妻と子供あり、の38歳!という状態でアメリカ移住を決意。(認めてくれた家族に感謝!)
  • 現地の本当に本当に手厚い強力のもと、VISAを取得。
  • まずは単身で渡米。異国での生活に慣れる事重視で生活。
  • 夢見ていた舞台に立っている。が、課題は多く地獄の日々。毎日お腹痛い。勉強勉強勉強・・・。本当にキツかった・・・。
  • それと同時に家族が渡米出来るための準備とカリフォルニア州の美容師免許を取得するための勉強を並行して行う。
  • 渡米後7ヶ月、沖縄から妻と子供二人を迎える。
  • 家族がアメリカで生活するための各種手続きを行う。(銀行口座、運転免許、居住関連、etc…)
  • 子供たちの小学校への入学手続き。治安の悪い場所もあるのでリサーチしつつ手探りで手続き。
  • 渡米後10ヶ月で、カリフォルニア州の美容師免許に相当する”コスメトロジー”試験に合格。コスメトロジーライセンス取得。
  • 現在アメリカ永住権(グリーンカード)の取得手続き進行中

 

ざっとでもこんな感じです。

特にコスメトロジー取得は本当に大変でした・・・。試験はもちろん英語で、筆記と実技と双方パスする必要があります。ちなみにこの時点で僕はアメリカのSNN(ソーシャルセキュリティーナンバー)は持っていませんでした。

ここまで来るのに、日本で一人で情報収集してやるのはまず無理でしょう。現地の実情をに精通する何かしらの強力で信頼できるコネクションが必要だと思います。これはおそらくアメリカに限らず世界中、日本から他国に出て生活を営む人全般に言えることだと思います。

そして僕のケースは、渡米の半年前には、アメリカの同業者(美容師)の知り合いは皆無。知り合いの知り合いも皆無。ただただ漠然と、日本だけでしか生きられない自分の現状と子どもたちの未来に不安を感じ、世界に目を向けたいという想いがあるだけでその先の展開への糸口は一切持ち合わせていない状態でした。

そんな状態から、何かきっかけを掴めないかと約10日間カリフォルニアへの旅を企画。なんとその半年後にはカリフォルニアに移住することが出来ました。

今後過去を振り返りながら、今後海外生活を志す人(特に美容師)に、僕の行動と思考・分析が1つの例として少しでも参考になれば幸いです。そして、もし気合の入った美容師さんがこのサイトを見ることが有れば、是非出会いたいとも思っています。

今では僕自身が、そんなあなたのコネクションに成れる可能性だってありますから。

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久々の海外です。 台湾ぶり。 ▼フライト詳細 出発 2016年11月16日(水)11:55 沖縄/那覇空港発 到着 2016年11月16日(水)12:35 台北(タイペイ)/台湾桃園国際空港着 C … Read More ... about 16日〜タイへ行ってまいる

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