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〜色々と考えすぎるサンフランシスコ移住美容師の思考の軌跡〜

by masashitt

埼玉に産まれ、東京で修行し、沖縄にて独立。その後サンフランシスコへ移住。フランスのヘアーカット技法”エフィラージュ”に一喜一憂し続ける現役美容師。続けるほどに『こんなに自由に生きれる仕事、なかなか無いのではないか』と真剣に思っています。ついつい考えすぎながらも一途に美容師を追求したからこそ見えてきた美容に留まらない多くの知見と私見をマイペースに綴ります。 More about me…

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新しい言語を学ぶ という事

2020-08-21 By masashitt Filed Under: ジンセイ, ニッキ, ビヨウシ関連タグ:USA, サンフランシスコ, ライフスタイル, 英語学習

子供の写真も、マスクした写真ばかりに…数年後に見返したときに、良い思い出になっている事を願う。

 

今日でアメリカに渡って563日。

コロナで自粛中にも関わらず更新が滞っているのは、なぜでしょう。笑

いつも自然と文章が出てくるタイミングを大事にしているので然程気にしてはいないんですけど、多分今は脳の思考傾向の脱皮中みたいな感じなんじゃないかな。刺激が多すぎて、脳の新陳代謝が激しすぎて、指先から外に出すに至らないのでしょう。まだ柔らかすぎて。

今日はそんな中でも感じていることを一点。

San Franciscoに来て美容師をやっていて、当然ながらお客様との会話は全て英語になります。日本にいるときから英語学習には常に興味は持ち続けてきましたが、当然仕事ができるレベルの英語力は持ち合わせてはいなかった…。

でも、40年弱生きてきた過去の経験から、「何かを学ぶには、環境を変えるのが一番」なのはわかっていたし、「人間は怠け者だから、環境で追い込むのが一番」なのも知っていました。なので、こうやってまともに働けるはずもない猿一匹をライオンの檻に放り込んだ。

結果・・・今ではサロンワークは通訳なしでできるようになりました。(100%とは言えないけど)

英語学習に関しては、来てみてわかった様々な自分なりの見解がすごく沢山あるし、実際に来てみて、日本にいたときに耳にした『〇〇さんって、英語話せるの?』みたいな、言語スキルを白か黒かで問いかける質問が如何に適切ではない質問だったかという事も、来てみて強く痛感するトピックの1つだけど、ここでは主に以下のことにフォーカスして少し書いてみたい。

 

新しい言語を習得する事とは、新しい性格を手に入れる事と同義

 

言いたいのはこれ。

誰かが言っていたこんな言葉が脳裏にあるのだけれど、ものすごく共感している。特に初期は共感というより感動だった。

英語学習をしていると誰しも『この時に、こんな表現をするんだ!』とか、ある1つの単語を『日本語の時だとこうゆうシチュエーションでは使わない!なるほど!』とか。この手の驚きと感動は経験すると思う。そして深く学んでいくと、こういった事の1つ1つの積み重ねや、物事や感情を表現する時の傾向で、どんどんいわゆる【直訳】では違和感を感じる感覚になっていき、よりニュアンスを正確に伝える翻訳にはいわゆる【意訳】が必要になる。まぁもともと違う言語なんだから当たり前といえば当たり前なんだけど…。

僕の生き方で言えば、僕は美容師で毎日サロンでお客様をお迎えするわけだけど、例えば…

お客様ご来店時、日本にいた時は当たり前過ぎて何も考えずに

『いらっしゃいませ』と言う。ここには、ようこそいらっしゃいましたとか、来てくださってありがとうございます的なメッセージが込められていると思う。

に対してこちらだと、

『Hi, How are you?』等になる。『どうも〜どう?元気してる?』って感じ。

これはどっちがいい悪いの話ではなくて、このスタートの違いがこの先の会話の流れの違いに与える影響の大きさは安易に想像がつくと思う。

思うことは、こういった言語の違いはそのまま文化の違いで、この違いがそのまま、いわゆる言われるところの国民性だったり、国ごとのキャラクターの違いだったり…こういった部分に影響している度合いはめちゃくちゃ大きいと思う。

そして、日本語だったら絶対に言わないような内容(特に感覚的には、褒める時、そして意見を述べる時)の事をいとも簡単に言っている自分に気がつく。これはまぎれもなく、一言で言うと『英語を話すと性格が変わる』って事になると思う。これは非常に興味深いと同時に、新しい言語を学ぶことの一番の醍醐味なのではないかなと思う。僕が感じるのは、これはある種の快楽なので。

人は(僕は特に)知的好奇心が満ちる瞬間に表現し難い喜び、快楽を感じられると思うんだけど、こうして新しい言語を持ってして、異国の文化、そこに生きる人との生のリアルなディスカッションに参加して同じ言語で同じ感覚で会話できる、この目線を合わせられる事から生まれる感動が、僕にとってはかなり大きい喜びなんですよね。

そして視野を広げると、これは東京から沖縄に移住したときにも感じたなと、振り返るとそう思う。当時からしたらこれも大移動で、文化が大きく違い、馴染めるのか心配も大きかった。でも現地の友達がどんどん増えたり、その人達の人付き合いの文化に肌で触れ、土地に馴染むことができてると実感できたときには不安は言葉にできない喜びに変わったのでした。

僕の想像だと、例えば日本では引っ込み思案だったり自分を押し殺して生きてきた人が、英語を習得して英語圏で生活を始めた時に、水を得た魚のように新しい自分に出会う。こんな事って、起こっても何の不思議もないなと。言葉ってそれくらいのパワーがあるなと感じます。

アメリカで仕事して生活しているけど、僕の英語力は全然まだまだダメダメで、聞き取れないこともまだまだ多く、時間があれば英語の勉強をしている日々です。

でも上記のように、英語力の向上は僕にとって快楽なので苦ではないです。

むしろ、仕事をしながら(=お金を稼ぎながら)自分自身の人間としてのスキルが同時進行でどんどん向上してるわけなので、そう考えると今の環境の恩恵に感謝しかないです。

コロナで人と触れる機会が減っているのが何より残念だけど、まだまだ人生は刺激が多すぎて楽しすぎます。早く通常の仕事量に戻りたいです。

 

 

 

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