先日もMUCOTA(ムコタ)のPiCoLoR(ピカラ)について記事に書きましたが、また遊んでみました。
ビフォアから既にショートボブで、バッサリ切っても良かったのですが今回はカラーにチカラを注ぎたかったので現状のデザインをブラッシュアップ。これ、片側は刈り上がっています。
主にトップを、髪が遊んで差し込んだヘアーカラーの色が色々と見えるように狙ってカット。普通にボブベースで切ると、表面の毛しか露出しないのでこの様なカラーリングは全然活きてこない。なのでつまらない!そうならないように工夫して切るとボブベースでもいろいろな色が見えるようになってきます。
根本2〜3センチ新生部が伸びていたんですけど、染めません。
黒い方が良い!と思っているんですこういうデザインは。黒いほうが影が出来て奥行きが出来て立体感が生まれます。そして時間も短縮!なんでもリタッチリタッチでやる必要、ないでしょ…?と最近は思うことが多く、お客様にも話するとわりと納得(同意)してくれます。
実はリタッチの手間が省けるって、お客様にとってもかなりのメリットなんです。一色染め(ワンメイク)で毎回キッチリキッチリ染め上げて、1ヶ月もすると新しい毛との境目に直線が…。(いわゆるプリン)これはこのお手入れに追われるし放っておくと見栄えは悪いし、けっこう大変。そこに漬け込むビジネス思考の美容師もまあいるんでしょうけども、そこを覆すこの様な提案はけっこうお客様にとってもインパクトが大きいみたいで、面白いリアクションが見れます。(笑)
話がそれました。
ってことで、リタッチなし!根本の黒は使う!そのかわり、ハイライトはこの根本の黒と茶の境界線をぶち抜いて差し込んでいきます。(そうすることで境目がボケる◎)今回はクリームブリーチを使用。
その後、ホイルワークですべての髪を着色。今回は4色を配色。この順番や使う色の設定には綿密な計画というか、しっかり考えます。これが楽しい!
んで、仕上がり。
作業風景はこちらの動画にて。
で、ウエットも良いんですよ〜特別に公開。
丸みのあるボブの柔らかい女の子らしさから、一気にCOOLなテイストに。刈り上げも見え隠れして、このギャップがたまらん。女の子はちょっとした事で本当に変わる。
最高に楽しかったでーす。
コメントを残す