日々いろんな事があるんですけど書ききれていません。
ちょっと少しずつ綴っていきますが、まずはこちら。
沖縄で行われたbarber Battleに撮影で参加してきました
今、バーバー、つまりは理髪店・理容師・床屋!が世界中でかなりブームになっているのをご存知でしょうか?
僕は実は、理容師のライセンスも持っていて、ですので当然理容師の専門学校も卒業しております。ですのでその頃の同級生仲間で今バリバリに動き回ってる連中がいるわけです。
そうそう、先日の台湾への旅の話に書いた同行した同級生もこの人達です。
台湾旅行記はこちら
誘ってくれたのは中村商店
以前にも紹介した中村商店
Barber & apparel 中村商店 |Barber cape for Branding tools
ここのBOSSが同級生で、一緒に台湾にも行きましたけど、奴がこのイベントに参加・来沖する関係で僕は撮影で入りました。
その時の写真はこちら。多いですよ〜↓
この迫力、伝わりますでしょうか?
若い理容師がとても素晴らしかった
このイベントで撮影させていただいて、思うことは色々ありました。
まず、バトルに参加していた子たちが皆若くて、ものっっ凄い良い目をしてヘアースタイルを攻めていました。本当に、格好良かった!この日のためにストイックに自分を追い込んで、テクニックを追求してきた様が、レディースカットではありますが同じヘアーカットを追求している身としてはもうガッツンガッツン伝わってきて、『こんだけやりこんでる美容師が、今はたしてどれだけいるかな…』と考えざるをえませんでした。
お客さんを素人だと思って舐めてる奴にはない、迫力と貫禄がありましたよ。どっちかというと、お客様にダイレクトに伝わる部分って、僕はここだと思うのです。
確かにお客様は素人かもしれません。私達レベルで細かいテクニックや仕上がりの違いについてどうのこうの言ったって、理解に限界があるのは確かでしょう。
だけど、練習で得る本当の価値は、テクニックじゃない。
僕は最近これを多くの人に伝えたいなと思っています。
正に彼らがそうでした。
バーバー界のレジェンド達が審査するイベントだったので緊張もしていました。だけど、同時に自信を持っているのも感じました。この謙虚さと自信の、絶妙なパワーバランス。
これはお客様にも絶対伝わるし、この空気はトレーニング積まないと出せないと思います。
トレーニングなめてる奴は、やっぱり薄っぺらいんですよね…。うまく言葉に出来ないけど、なんというか、風格がない。お客様からしたら、安心して寄っかかれないんだと思います。なんとなく…です。ヘアースタイリストとしてダメではないんだけど、決定打にかける感じになるんだと思います。
それをずっとぼんやり感じていたけど、彼らを見て確信に変わりました。
僕もまだまだです。もっとトレーニングを積んで、オーラを身に纏わないとなぁ、とそう思いました。
問答無用でしょうもない、日本のライセンス事情
それと、これです。ライセンス。
多くの人が御存知の通り、日本の理容と美容は免許が別々で、しかも専門学校を卒業しないと国家試験の受験資格が得られませんから、僕みたいに双方の免許を取得するには、まーアホみたいな時間とお金がかかります。
一番残念なのは、どちらかの免許を得て現場に出て学んだ人間が、理容と美容をスイッチできないこと!!!
くっだらない!!!!
歴史を見ると別々になっているのがしかたない面もあるのですが、社会がこれだけ変わってきていてやってる仕事は殆ど一緒なのに、いくらなんでも制度が古すぎます。
このボーダーラインのせいで、多くのムダが起こっている。
ここは本当に考えてほしいなと…
理容に久しぶりに肌で触れて、切実にそう思いました。
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